皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
なにげにコンスタントに活動しているアリスインチェインズのJerry Cantrellのシグネチャーレスポールが登場です。
WINOと名付けられた渋いワインレッドのレスポールで、ピエゾ付きのモデルです。
抜けるレスポールのハイミッドが粘りのあるプレイと抜けを両立させる感じが素晴らしいです。
目次
Jerry Cantrell WINO Les Paul スペックと詳細
- ボディ:マホガニー/プレーンメイプルトップ
- ネック:マホガニーネック/24.75
- エボニー指板 22F ミディアムジャンボフレット
- Aged Goldパーツ
- Fishman Powerbridge ピエゾピックアップ
- PU:498Tリア/490Rネック
- 9-Hole Weight Relif
- デフォルトストリングゲージ .010-.046
ざっとこんな具合です。
ワインレッドのカラーがまず目を惹きます。
このカラーを活かすためか、杢目が派手でないプレーントップのメイプルが貼ってあるのもポイントですね。
重量調整のためのウェイトリリーフ(マホガニー部分に丸い穴をあける)が9つはいっています。
Jerryがもってる元のモデルにもウェイトリリーフ入ってるのかは不明…
またピックアップの498Tと490Rは一般的なモデルにも見られるもの。
特筆すべきはブリッジにFishmanのピエゾピックアップが載っており、アコースティックライクなクリーントーンを出すことができます。
WINO Les Paul 音色
このムービーの音、わかりやすいですね。
レスポールっぽいハイミッドにヌケの良さと、ねばりがあります。
アリスインチェインズっぽいリフを弾いてくれるので、ねばり感が特にわかりやすい!
このあたりからピエゾピックアップのクリーンが聴けます。
コーラスのかかったクリーンもアリチェンぽい!
そこからまたディストーションサウンドになります。
歪ませても中高域がはっきりしているため、リフと単音を織り交ぜるプレイでも物足りなさを感じませんね~。
Jerry Cantrell シグネチャー WINO Les Paul Custom まとめ
WINOがそういう音色なのか、弾き方がそうさせるのか、またはJerryモデルの冠がその音にさせるのか、聴いてみるとアリスインチェインズの音でした。
派手な杢目のレスポールでなく、プレーントップ/ワインレッドという配色も味があるWINO Les Paul。
限定なのでお目にかかることは少ないかもしれませんが、最近Gibsonも力を取り戻しつつあるのかなーと感じます。
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