みなさんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。
今回はSeymour Duncan SH-4 JBを紹介していきたいと思います。
このダンカンSH-4 JBは一時期かなりのギターのリアに付いており、猫も杓子もJBという時期がありました。
その割に結構ミドルが出て意外と癖がないわけではないSH-4 JBは面白いピックアップです。
それでは行ってみましょう!
目次
ダンカンSH-4 JBの意外と癖のあるサウンド
ダンカンSH-4 JBとよく対比されるのがディマジオトーンゾーンだと思います。
どちらも中高域に特徴があるピックアップですね。
ダンカンSH-4 JBのほうが薄味な感じもありますが、それでも結構な癖を感じると思います。
昨今の比較的フラットでレンジが広いピックアップが好まれるギターピックアップ界隈ではちょっと一昔前の感じを受けるギタリストもいるかも知れません。
ダンカンSH-4 JBの長所
しかしこのダンカンSH-4 JB、はまるとやはり美味しい音域が出てきて抜けてくるサウンドになります。
前に書いたSH-6に比べて合わないギターもあるため、そのようなギターに載せるとコリッコリのミドルばかり出るレンジの狭いギターが出来上がったりします。笑
僕らの頃はやったダンカンSH-4 JBの波は多分第2期か第3期で、
ハイスタンダードの横山健さんがESP製のレスポールに載せていたので爆発的に流行り始めたと思います。
第一期は’80sのメタル系のギタリストがソロを美しく抜けさせるために載せていたようですが
刻みの音などもきれいに抜けて存在感があるサウンドに仕上げて出力してくれるため、そのようなサウンドを狙っているギタリストには良いと思います。
またSH-6にくらべてボリュームを少し下げて使うような使い方にも呼応するため、手元でいじるタイプのギタリストにも良いでしょう。
ダンカンSH-4 JBの短所
先述したようにレンジが狭いギターに載せると耳に痛い中高域ばかり残って非常に安っぽい音になってしまうことがあります。
ぼくがギターを始めたときよくあったようなESPの下位ブランドエドワーズの下位ブランドグラスルーツのレスポールなんかに載せるとなんだかなーという感じになります笑
ダンカンSH-4 JBのスペック
ダンカンSH-4 JBはアルニコ5マグネットを使っており、Seymour Duncanの公式のトーンチャートはベース、ミドル、トレブルから順に5,6,8となっていますが、
このトーンチャートはほんとに参考になりません。笑
直流抵抗値は16.6kΩで年々アップデートにより出力が多めに調整されているようです。
昔はもうちょっと低かった気がします。
この数値はSH-6ディストーションと一緒ですね。
ダンカンSH-4 JBまとめ
いかがでしたでしょうか。
ダンカンのかつてのエース?SH-4 JBについて書いてみました。
いまもハマれば素晴らしいサウンドをはじき出すピックアップですが、そのくせを理解しておくとこのピックアップの使い所がわかりやすくなると思います。
そんな伝統とも言えるSeymour Duncan SH-4 JBためしてみてくださーい!
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