皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
Suhrから2021-2022のLimited Editionが数モデル発表されました。
自分としてはClassic Antiqueを使用しているのでリミテッドモデルの
CLASSIC S PAULOWNIAを掘り下げてみます。
- クラシックタイプのストラトシェイプ
- ポロウニアボディ/ローステッドバーズアイメイプルネックという珍しいマテリアル
- PU配列はSSHでバーサタイルに使える
というモデルです。
目次
ポロウニア材の特徴
アルダーやアッシュ、バスウッドなど通常ストラトモデルに広く使用される材は広葉樹系の木材ですが、ポロウニアは針葉樹の木材です。
日本では桐として知られています。
ポロウニアの特徴は「軽さ」で知られています。
古くは廉価なギターに採用されていたこともあるようですが、きちんとセレクトされているものだとスワンプアッシュに近い特性にもなるようで、小気味良い「音質的な」軽さとエアー感がある材のようです。
CLASSIC S PAULOWNIAのラインナップを見ても3kg前半で3.1kgにも満たない個体もあるようで相当軽い材のようです。
CLASSIC S PAULOWNIA スペック
- ポロウニアボディ/3Aローステッドバーズアイメイプルネック・指板
- 60’s C シェイプネック 9-12コンパウンドラディアス ヘヴィステンレスフレット
- PU:DSV、V63、V63(ブリッジ、センター、ネック)SSCⅡ搭載
- Suhr Lockingペグ
- Gotoh 510ブリッジ
- トータスシェル3プライピックガード
というような形です。
マテリアル
先に書いたように軽いポロウニアのボディをローステッドの硬めのネックで鳴らすというような感じを受けます。
またフレットもヘヴィステンレスなのでその傾向がより強まりそう。
軽いボディを硬めのネックで鳴らすと存分に鳴る感があってよりビンテージ風味が強まるのではないかと思います。
ネック
コンパウンドラディアスや太めのフレットでプレイアビリティはモダンな印象。
これはSuhrに共通するような思想ですね。
ピックアップ
リアのDSVは直流抵抗9kΩほどで、同社のSSVより太くスムースな音色とのこと。
両方のポールピースがアジャスタブルになっており、ここがスムースさの秘密かもです。
V63はマイケルランドウの63年製ストラトに載っていたピックアップを再現した音色となっており、同社のMLより直流抵抗が少し低く出力が控えめになっています。
直流抵抗は6.3KΩほど。
ハードウェア
ペグはロック式のもの。
ブリッジはGotoh製の2点支持の510モデル。
これらはSuhrの得意な組み合わせで鉄板ですね。
精度が高く、機能に足りないな~と思うところが全くありません。
カラー
- Trans Sonic Blue
- 3 Tone Burst
- Trans Seafoam Green
- Trans White
どのカラーもうっすらと杢目がすけています。
とても上品なラインナップ!
Suhr Limited Edition CLASSIC S PAULOWNIA まとめ
おもしろい構成のCLASSIC S PAULOWNIAについてまとめました。
よく見てみると狙いが明確で、どんな鳴り方をするのか興味がそそられるモデルです。
ポロウニア材がやっぱりとにかく気になりますね~。
日本でもちょこちょこ入ってきているようですね。
またほかのLimited Editionのものも同時に入荷しているようなのでこちらも期待!
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