皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
Blink182に復帰したギター/ボーカルのTom DeLongのニュースがまだ耳に新しい時期ですが、TomのFender Stratocasterシグネチャーも復活してリリースされています!
ワンハムのこれぞパンクギターというTOM DELONGE Stratocasterを詳しく掘り下げていきます。
目次
TOM DELONGE シグネチャーギター
Blink182の初期、2000年代に発売されていたFender TOM DELONGE Stratocaster。
ワンハム、リア一発の潔いギターです。
バンドの後期ではGibsonの箱モノギターを使用しており、復帰後はFenderのStarcasterという箱モノを使用していました。
字面が似通っていてわかりにくいのですがスターキャスターというギターで全く別のものです。
今回、新たに初期のストラトキャスターが復活し販売となりました。
トムデロングのギター遍歴についてはまとめた記事を下においておくので良ければぜひ!
TOM DELONGE Stratocaster 仕様と特徴
- Seymour Duncan SH-8 Invader ピックアップ
- トレブルブリードボリュームコントロール
- ハードテイルブリッジ
- Modern Cシェイプネック/9.5ラディアス指板
- ミディアムジャンボフレット
- シグネチャーネックプレート
TOM DELONGE Stratocaster Invaderピックアップ
リアに一発搭載されているSeymour Duncan SH-8 Invaderピックアップ。
Seymour DuncanのレギュラーラインのPUでこのモデルだけの特別なモデルというわけではありません。
しかしなかなかシグネチャーで使用しているギタリストが見当たらないくせが強めのPUです。
(Limpbizkitのウェスボーランドも好んで使用しているようです。)
直流抵抗値:16.6kΩとSeymour Duncanの中でトップレベルの抵抗値と出力があります。
なんといってもスクリュー型になって飛び出たポールピースが存在感を主張します。
ミドルとベースが盛り上がった音色も独自の方向性を持ったPUです。
ボリュームコントロール
コントロールもワンボリュームのシンプルな構成。
Fenderでは独自の「トレブルブリード回路」というネーミングをしていますが、抵抗とコンデンサーを組み合わせてボリュームを絞っても高域が減衰しづらくコモりにくい構造となっています。
Invaderピックアップのベースとミドルが強調されたサウンドでクリーンを出すときの相性を考えての回路でもありそうです。
トレブルブリード回路やスムーステーパー回路の記事も下においておくのでぜひ!
ネックと指板
9.5ラディアス、Cシェイプネックという現代的なストラトとして標準的なスタイル。
ミディアムジャンボフレットも弾きにくいということはなさそうですね。
ハードテイルブリッジ
これもTOM DELONGE Stratocasterの特徴と言える、ハードテイルブリッジ。
トレモロアームがないことで、ボディ裏のスプリングもなくなることから通常のストラトとは全く違う音色を導き出します。
CUSTOM TOM DELONGE NECK PLATE
ネックプレートはトムのオリジナルアートワーク付きです。
TOM DELONGE Stratocaster まとめ
このシンプルさはパンク系だけでなく、ヘヴィ系のギタリストにも受けそうな無骨さです。
今後トムがギターをどう使い分けていくのかにも期待です。
TOM DELONGE ギター遍歴についての記事はこちら!
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