皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
VeroCityのシールド、 High-End Cablesを使っているのですが今回はこちらのレビューをします!
使ってしばらく経っているのですが、リッチな鳴りで音数少なく説得力を出したいクリーンや、ディストーションサウンドで際立てたいとき活躍してくれるシールドです。
目次
VeroCity Effects Pedals High-End Cables スペック
- 線材:BELDEN8412
- プラグ:G&H
- ハンダ:WBT銀入り
BELDENの2芯+シールド線の8412シールドを方向性ありのセミバランス式に結線されています。
WBT銀入りハンダの詳しい型番は不明ですが、銀入りハンダ自体ハイエンドなモデルに多く採用されているものです。
G&HのプラグもSもLもスイッチクラフトより少ししっかりしている印象で、自作のときも好んで使っています。
High-End Cables サウンド
「楽器本来のサウンドをストレスなく通し、他のアンサンブルに埋もれることのない芯のあるトーンを実現」
と公式にあるように8412によくあるもっさり感があまりなく、ハイの方も余すことなく出力されます。
倍音がスムーズに出力されることから、意外にクリーントーンでの説得力があります。
ディストーションサウンドももちろん、レンジが広く出力してくれるので低音弦から高音弦まで引っ込むことなく出てきます。
ローもハイも邪魔なところまで出る感じでもなく、質の良いブラウンサウンドなんかにはベストマッチする感じです。
ブリッジミュートのときの抜けの気持ちよさがあります。
ベースで使うとローの感じの印象などはまた変わりそうですね。
反面、クランチ目のカッティングなんかだと、そのリッチさが少し邪魔することもあるかもしれないので、そういうときはレンジ感がフォーカスされているBELDEN9395などを使用しています。
自作BELDEN8412との違い
8412の線とG&Hのプラグ、WBTのハンダを揃えて8412で自作しているケーブルもあるのですが
やはり違いはあります。
自作BELDEN8412ケーブルのほうが High-End Cablesにくらべて少しハイの方がもたつく感があります。
線を絡げるように意識してハンダもそろえていてもやはりちょっと違う…
なぜだかはわかりませんが、小さいところが積み重なってサウンドの違いになってるんですかね。
話は少し変わりますが、8412はゴム被膜の下に、紙や布などの素材の保護があるので自作に結構手間がかかるんですよね。
その点から考えてもHigh-End Cablesのアドバンテージがあります。
銀入りハンダを使うと基本的にはハイファイな方向な印象があるので、自作するときにはおすすめはおすすめです。
VeroCity Effects Pedals High-End Cables まとめ
通常の8412とは一味違うVeroCity Effects Pedals High-End Cables。
基本の8412のサウンド気に入っている方ならブラッシュアップされているこのケーブルのサウンドにも納得すると思います。
一音の説得力がほしい方におすすめケーブルです!
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