皆さんこんにちは、masa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
Josh Smith(ジョシュ・スミス)は、アメリカのブルース / ジャズ / フュージョン系ギタリストで、現代のLA系セッションシーンの中でも特に機材愛好家として知られている人物です。
YouTubeや自身のレッスンコンテンツで、毎回のように機材を紹介しながら解説するスタイルは、多くのギタリストに影響を与えています。
ただのヴィンテージマニアではなく、現代のハイエンドカスタムショップ系のストラト / テレキャスターと、低ワットチューブアンプを組み合わせた独特のトーンは、「現代ブルースの理想形」と呼べる完成度を持っています。
今回はそんなジョシュの2026年最新の機材を掘り下げていきます。
目次
Josh Smith 使用機材一覧
ギター
- Fender Custom Shop Stratocaster(メイン)
- Nash Guitars T-series Tele(テレキャスター系)
- Gibson ES-335(セミアコ / ジャズ系)
アンプ
- Two-Rock Classic Reverb Signature(メイン)
- Category 5 Amplification Jetta(セカンド)
- Fender Deluxe Reverb(スタジオ)
エフェクター
- Klon Centaur / KTR(トランスペアレント系ブースト)
- Analogman King of Tone(ドライブ)
- Strymon El Capistan(テープエコー)
ジョシュのサウンド哲学:ギター本来の鳴りを最大化する
ジョシュの機材哲学の根幹にあるのは「良いギターを良いアンプで、最小限のエフェクトで鳴らす」というシンプルな信念です。
ブルース系のプレイヤーにありがちな「ヴィンテージ至上主義」ではなく、現代のハイエンドのストラト・テレ系を「ヴィンテージを上回るスペック」として前向きに採用する。
アンプは低ワットのチューブ機でサチュレーションを使い、歪みペダルはクランチのブースト用途に限定。
常にギターとアンプの1対1の対話を最大化する設計になっています。
メインギター:Fender Custom Shop
ジョシュのメインは、Fender Custom ShopのStratocasterを中心とした高級カスタムモデル。
通常のFender Americanに比べ、木材の選定、ネックの仕上げ、ピックアップの手巻き精度が格段に高く、トーンのニュアンスレンジが広い。
ブルース系で重要な「ボリュームを絞ったときのクリーンの質感」が、通常のストラトと圧倒的に違うのがポイント。
アンプ:Two-Rock Classic Reverb Signature
メインアンプはTwo-Rock Classic Reverb Signature。
Two-RockはDumble系アンプの系譜で、粘りのあるクリーンと上品なクランチが特徴。
クリーンを突き抜けるほどの音量とヘッドルームを持ち、ブースターを踏んだときの変化が特に美しい。
ジョシュのリードトーンの品格は、このアンプなしでは成立しません。
ブースト:Klon Centaurの存在感
ジョシュのペダルボードで最重要なのは、間違いなくKlon Centaur(またはKTR)。
クリーンチャンネルのアンプをほんの少し押して、中域に厚みを加える「マジック・ミッドブースト」の役割。
この微妙な帯域強調が、ジョシュのリードの「歌う」キャラクターを決定づけています。
Analogman King of Toneは、より強めのクランチが欲しいときに踏まれる第2のドライブ。
トーン再現Tips
ジョシュのトーンに近づくには、まずアンプをクリーン〜エッジ・オブ・ブレイクアップに設定してください。
次に、トランスペアレント系のブースター(Klon系 / Timmy / RC Boosterなど)を薄く乗せる。
ストラトのセンターやハーフトーンで、ボリュームを8前後に絞って、ピッキングの強弱でクランチとクリーンを行き来する。
リバーブは軽めに、テープエコーを短めのスラップバックで。
これだけで、あのLA系の粋なブルーストーンの基礎ができあがります。
Josh Smithの機材まとめ
ジョシュ・スミスの機材構成は、「ブルース系ギタリストが辿り着くべき理想形」として完成度が極めて高いです。
ハイエンドストラト / テレ、Dumble系アンプ、最小限のブースト / ディレイ。
すべてが「ギターとアンプの対話」を最大化するために選ばれています。
現代ブルースの音作りの本質を知りたい方には、ジョシュの機材選びが絶好の教材になるはずです。
