皆さんこんにちはmasa BLIK itoです。(@masabliks)
今回は今更ながらBOSS SD-1について見ていきたいと思います。
1981年発売以来、ずーーーーーっとオーバードライブのキングとして君臨し続けている名機です。
私は何故か定番を避けている時期があり、5年くらい前にはじめてBOSS SD-1をボードに組み込んだのですが、やはり定番としての強さがありました。
単体で歪ませるとローがごっそりいなくなり、
ハイが丸く削られていくのですが、そこが現代のレンジが広いアンプへリードサウンドを取るときに絶妙にフィットします。
これはよく言われることですが、
闇雲にハイとローを削りとれば「あのサウンド」が得られるわけではないのがこのペダルが長年王座に君臨している理由です。
それでは見ていっていきましょう!
この記事では
- 定番とはいえBOSS SD-1自体を未経験のギタリスト
- BOSS離れをしていたが、ブースター選びに迷っているギタリスト
に向けて書いています。
目次
BOSS SD-1の音色
BOSS SD-1まずBOSS SD-1の基本的な音色から見ていきましょう。
BOSSオフィシャルのサウンドを載せておきます。
ちなみにBOSSのサイトのエフェクターデモプレイが最近アップデートされていることを知りましたが、非常にわかりやすく
このムービーを見ているだけで時間をだいぶ潰せます笑
SD-1はBOSSの名機中の名機OD-1の後継機としてトーンをつけた回路になっています。
非常に爽やかでギターと言えばこの歪みというくらい耳馴染みの良い音色ですね。
ブースターとしてのBOSS SD-1
やはり現代的にBOSS SD-1を使用するならこのブースターとしての使用法が避けては通れないと思います。
先程述べたように
ローとハイが程よくカットされる
という特徴は闇雲にカットすればよいわけではなく、
SD-1独特のリード時に耳に痛い部分をちょうどよくならしてくれ、出過ぎた低音を切り落としてくれるという絶妙さにあります。
SD-1はよくブースターで比較される、チューブスクリーマーよりもちょっとだけ明るい音色のイメージがあります。
また音量自体はチューブスクリーマーよりも控えめで、音量マックスでもそこまでゲインブーストされず少しだけこのペダルのドライブを足してあげることで、程よいブーストが獲られます。
私が使っているVeroCity effects pedalsのプリアンプたちも基本的にアンプのエミュレーションだけあってレンジが広いのですが、
リード時にはここをいい具合にローファイ化してくれるので対比としてもおもしろいです。
やっぱりBOSSペダルのフットスイッチはすごい
BOSSのペダル全般に言えることですが、このフットスイッチの安定度は見慣れてしまっているかも知れませんが、
ものすごい機能美です。
バッキングで盛り上がって「いざソロ!」というときでも、ギター・ボーカルなどを行っていても、
確実に踏み込める
という安心感は凄まじいものがあります。
また本当にこのペダルは壊れにくく、ライブのときに重宝します。
BOSS SD-1まとめ
いかがでしたでしょうか。
いまさらBOSS SD-1という感じもありますが、ここへきて私のように実は王道から避けていたり、
これからBOSSのペダルを試したいというギタリストたちも少なからずいると思います。
かなりリファレンスになり、後にブティック系のペダルやアンプを手に入れても、
ブースターとして輝けると考えるなら、手に入れておくべきペダルと言えるかも知れません。
そんなBOSS SD-1でした!
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噂に違わずCモードが良かった!
単体はもちろん、ブースターとして使用したときの
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これは持ってたほうが良いヤツ…!続きを見る