皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
少し前からコーティング弦を色々試しているのですが、今回はGHSのコーティング弦、COATED BOOMERSをレビューします。
張りたてはよかったのですが、貼ってから少し経た音に結構変化があって、レンジ的にも特化型なコーティング弦で、ハマる人はハマるという感じの弦でした。
目次 [show]
GHS COATED BOOMERS 特徴
- ロングライフとクラシックなトーンを両立した弦
- ニッケルメッキのカバーワイヤーを最初にコーティングし、それを芯線に巻きつける工法
最初にコーティングしたものを丸い芯線に巻きつけることで音がこもったり鈍くなったりすることを防いでいるようです。
プレーン弦はノーマルなコーティングです。
GHS COATED BOOMERS サウンドと感触
コーティングが細いワイヤー側に巻いているだけあって、感触はノンコーティングのものに近いです。
テンション感もエリクサーほど強くなく弾きやすい感じ。
サウンドはノーマルのBOOMERSと同じ方向性でハイミッド~ハイあたりに元気があってゴリっと抜ける感じです。
GHS COATED BOOMERS 劣化具合は?
少し時間が経ってくると、自然な劣化としてプレゼンスがなくなっていきます。
ここまでは普通なのですが、この劣化で元気なハイミッド~ハイが目立ってくるようになります。
そうするとシングルコイルだとちょっとガチャガチャしすぎる音になるので自分としては扱いづらいな~と感じました。
劣化具合としてはエリクサーより早めで、ノンコーティングのものに比べてちょっと寿命が長いくらい。
そう考えると、結構歪ませるハムのギターで長らくヌケを維持したいと考える場合は良さそうです。
なんといっても自然な手触りが特徴なので、過度な期待をするものではないかもと思います。
GHS COATED BOOMERS まとめ
他の弦のインプレも下においておくのでぜひどうぞ。
他のコーティング弦にくらべて割安なのも魅力だし、特徴的な音域の暴れ感はGHS BOOMERSの特徴なんだろうなと思います。
ハマれば好きな人がかなりいそうですが、シングルコイルのギターにはちょっと痛いところがカブってしまいがちかなと思いました。
ハイゲインなら結構輝けそうなので気になるギタリストは試してみると面白そう!