皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
最近メインで使っているBlack Smokerのストラトタイプ、サウンドや弾き心地気に入っていたのですが、ちょっとだけ高音弦のテンション感が強いことが気になっていました。
ブリッジのスプリングやネックのネジなどを細々いじっていたのですが、ふと思いつきストリングガイドをいじってみました。
全く盲点でした…
ストリングガイドとテンション感という問題点において感じたことを記していきます。
目次
Fender系ギター(ストラトキャスター)のストリングガイド
ヘッドに角度がついているギブソン系のギターと違い、ヘッドの面が指板面と平行な(場合が多い)Fender系の伝統的なタイプのギターはストリングガイドが1、2についていることが多いです。
場合によっては3、4弦にもついていることがありますね。
70年代のFenderに多い印象?
ストリングガイドの役割
ストリングガイドの役割は
弦を適切な力でナット方向に押さえることで、弦がナットから外れてしまったりナットで発生する無駄な共振を防ぐことを目的としています。
ここでのストリンガイドの役割は弦のテンション感をコントロールするものではなく、ナットとの関係上必要なものということですね。
ストリングガイドとテンション感の関係
今回1、2弦のテンション感が軽くなりました。
ここが軽くなることでベンドやビブラートが楽になります。
不思議なもので全体的なテンション感も和らいだような感覚になりました。
ブリッジ側のバネやスプリングハンガーを締め込んでブリッジを固めたり、緩めたりしてテンション感をコントロールするより直接的に作用している感じです。
なぜもっと早くここをいじらなかったんだろう…?
本来ギターの弦の「テンション感とストリングガイドの有無は直接的に関係ない」という話を昔聴いたような気がしたのですが、そんなことはなかったですね。
ストリンガイドの有無
ここで緩め切ったり、一度外してみたりしていろいろ感触を試してみました。
実際ある位置から変化が緩やかになっていくので、外したときのリスクを考えてある程度の角度で弦を押さえつけられるようにセッティングしました。
ここも厳密で数値で測ると変わってくるはずですが、人の感覚のあいまいさとぼく自身のテンション感への許容量で変化を感じなくなってくる閾値が違ってくるのではないかと考えられます。
今のメインのBlack Smokerのギターはストリンガイドを外した状態でもナット側の共鳴などはおきていないようで、そこにはギター本体の精度の高さを感じます。
ストラトキャスターのテンション感とストリングガイドについて まとめ
先述しましたがなぜこんな簡単なことをもっと早く試さなかったのか自分でちょっと不思議なくらい簡単な調整で結構な効果が得られました。
特にベンドなどでテンション感の高さを感じるかたは試してみて下さい!
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