皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
今回も確かな技術と、ギターイノベーション大学( @GIU_Salon)など先進的な活動で今多数のアーティストへのサポートのみならず、
youtubeなどでも大人気のギタリスト山口和也さん(@kkkzzzyyy)のyoutube動画「タメシビキ!」のレビューをしてみたいと思います!
このムービーでもそれぞれのモデルを詳しく解説してくれており、デモプレイも素晴らしい演奏になっているためぜひ見てほしいムービーになってもいますし、
キャリキャリしているだけではないテレキャスター本来の音色をアップデートしたような 是非試してみたいモデルとなっています!
それでは早速見ていってみましょう!
目次
フジゲンのテレキャスターILIADとは
OSシリーズとともにフジゲンが一度、基本に戻って満を持してテレキャスターをアップデートしようということで、制作されたギターが
「ILIAD」です。
ムービー内にもあるように古代ギリシアの詩から取られたようですね。
StratタイプのOSからから考えたようにTLタイプなのでLを使ってILIADとしたようですね!
ストラトとは違うフィクスとブリッジ、質量の大きいボディから出る「実は太いテレキャスター」サウンドがきちんと出るモデルということがフジゲンのこだわりとともに語られていますね。
ネックはコンパウンドラディアスのOSシリーズと同じネックを採用されているようで、「太すぎず、細すぎず」ジャストなネックを採用しているとのことです。
また、4ウェイのセレクターを使用することで、センター、リアの他にミックスサウンドがシリーズ(直列)、パラレル(並列)2種類出すことができるため
出力の上がった太いシリーズ配線の音色と、本来のテレキャスのパラレルサウンドのtwangyなサウンドを楽しむことができます。
フジゲンILIADテレキャスタータメシビキ!
ストラトタイプのハーフトーンとテレキャスのミックス比較→ https://youtu.be/T9R2r_aLWyY?t=320
まずストラトタイプのJOSとテレキャスのJIL2ASHMのミックスのトーンの違いを聴いてみましょう
やはりフジゲン テレキャスタイプJIL2ASHMのミックスは太い音が出ますね、「無骨」という言葉がよく合うサウンドです!
対してストラトタイプのハーフトーンJOS2CLGはキャリっとしたハイが目立っています。
ポジションもフロントとセンターなので物理的な距離感が違いますが、テレキャスの太さがこのムービーからもわかります。
フジゲンILIADテレキャスター各モデルを見てみよう!
さあつぎにILIADのラインナップから各モデルを見てみましょう!
フジゲンJIL2ASHM
フジゲンJIL2ASHMのサウンド
クリーン https://youtu.be/T9R2r_aLWyY?t=653
クランチ https://youtu.be/T9R2r_aLWyY?t=838
FGNラインナップの中でも中核をなすJ-Standardシリーズの、JIL2ASHMはモデル名のようにボディがアッシュになっています。
貼りメイプルの指板、ストラトタイプのJOSのものと同スペックのネックを使用しているためコンパウンドラディアスを採用しています。
2020年のアップデートでOSと同じヘッドシェイプを使っているために、品質を下げずにコストダウンされているんですね!
このモデルもミックスポジションでシリーズ、パラレルを選ぶことができます。
フロント、パラレルのミックスポジションなどはしっとりとしたサウンドが聴かれますが、リアは弾けるようなパツッとした元気の良さを感じます。
アッシュボディのテレキャスターはやっぱりいいですねぇ…
フジゲンJIL2EW1G/IBS
フジゲンJIL2EW1G/IBSのサウンド
クリーン
https://youtu.be/T9R2r_aLWyY?t=773
ディストーション
https://youtu.be/T9R2r_aLWyY?t=1022
2ハムでちょっと変わったルックスのこちらはインブイアというウォルナットに近い木材をボディに使っているモデルです。
ピックアップはSeymour DuncanのJBとJAZZという定番の組み合わせで、ジェフ・ベックの「テレギブ」を意識しているとのことです。
とはいえバインディングが入っていたり、ボディ裏には弾きやすいよう、込んた-加工が入っていたり、6ウェイのブリッジなど現代的な要素が入っており、
プレイヤー目線として弾きやすさを追求しています。
リアの歪みは流石に気持ちが良いサウンドが出ていますね
テレキャスタータイプのギターって結構ヘヴィな音楽にあってたりするんですよね。
このギターもそこがターゲットのひとつなのではというくらい抜けてくるし、分離もある上、十分なパワーを感じさます。
下は現在のJILテレキャスタータイプですね。
もっとモダンなスペックになっているようです。
Boudary Series BIL2M
Boudary Series BIL2Mのサウンド
クリーンhttps://youtu.be/T9R2r_aLWyY?t=719
クランチhttps://youtu.be/T9R2r_aLWyY?t=941
シンプルなテレキャスターのスタイルで、日本製、さらに価格も追求したのがフジゲンBoudary Series BIL2Mです。
低価格帯でありながら、コンパウンドラディアスの指板、6ウェイのブリッジなど現代的な要素が盛り込まれています。
前のストラトタイプのOSシリーズも同じですが、フジゲンの素晴らしいところは低価格帯のギターをきっちり作り上げるところが一つ挙げられると思います。
サウンドを聴いても、上位価格帯のJIL2ASHMと見劣りするような感じはありません。
(この辺は山口さんの技術ももちろん大きいとは思いますが…)
ムービーでは紹介されていませんでしたが、ボディは恐らくアルダーでしょうか。
JIL2ASHMのアッシュの音とは少し違ってキャリっと明るい部分が出ているような感じがありますね!
ここまでの出来なら、JIL2ASHMとサウンドの好みで選んでも遜色ないと思えます。
山口さんも このあたりで6ウェイのブリッジのハイについて話していますね。
https://youtu.be/T9R2r_aLWyY?t=1073
フジゲンテレキャスターモデルILIADまとめ
デモプレイ→
https://youtu.be/T9R2r_aLWyY?t=11
https://youtu.be/T9R2r_aLWyY?t=1154
いかがでしたでしょうか。
フジゲンテレキャスタータイプ ILIADのタメシビキ!動画レビュー
実はわたしはテレキャスターを人生で一度も所持したことがなく、次はテレキャスターを所有したいと思っているのですが、
日本製フジゲン…
全く侮れませんね。
フジゲンということから値段も絶妙に抑えられているのでしょう。
また、日本製に感じることの多い、加工精度が高いが故か遊びがなく、キャリキャリしているというイメージもそこまで感じません。
2020年の春に販売されるということですが、興味津々です。
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