皆さんこんにちは、masa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
Mark Holcomb(マーク・ホルコム)は、Peripheryの第2ギタリストで、ミーシャ・マンスールと並んでモダンメタルシーンを牽引する一人です。
ミーシャが「プロデューサー気質」の理論派だとすれば、マークは「メロディメーカー」の感覚派で、楽曲内での役割分担が非常にうまく機能しています。
機材もPRSとの強固なシグネチャー契約、Neural DSPとの深い開発関係、Fishman Fluenceのシグネチャーピックアップなど、ブランドとの提携が多岐にわたり、モダンメタルの商業的成功例としても参考になる構成です。
今回はそんなマークの2026年最新の機材を掘り下げていきます。
目次
Mark Holcomb 使用機材一覧
ギター
- PRS SE Mark Holcomb Signature(シグネチャー / メイン)
- PRS SE Mark Holcomb SVN(7弦シグネチャー)
- Seymour Duncan Alpha / Omega(シグネチャーPU)
アンプ / モデラー
- Fractal Audio Axe-Fx III(メイン)
- Neural DSP Archetype: Mark Holcomb(シグネチャープラグイン)
エフェクター
- Horizon Devices Precision Drive(ブースト)
- Strymon TimeLine(ディレイ)
マークのサウンド哲学:旋律の明瞭さが最優先
マークの音作りの方針は、ミーシャとは微妙に異なります。
刻みのタイトネスももちろん重要ですが、それ以上に「メロディラインが明瞭に聴こえること」を優先する傾向が強い。
そのためにピックアップも中域に厚みのあるSeymour Duncan Alpha / Omegaシグネチャーを開発し、プラグインもメロディ中心のボイシングが映えるEQ設定になっています。
Peripheryでマークが書くパートがいつも「歌える」ような旋律性を持つのは、この音作りの哲学が背景にあります。
メインギター:PRS SE Mark Holcomb
マークのシグネチャーはPRS SEラインで展開されており、SEシリーズの中でも特に人気の高いモデル。
マホガニーバックにメイプルトップ、ネックはスルーネック設計のモデルもあり、価格帯の割に圧倒的なクオリティ。
搭載PUのSeymour Duncan Alpha / Omegaは、マーク本人とSeymour Duncan社の共同開発で、モダンハイゲインに最適化されたカスタムワインディング。
ジェント用のギターとして、コストパフォーマンスの面でも圧倒的に優秀な一本です。
Neural DSP Archetype: Mark Holcomb
マークが世界的に広く影響力を持つ存在になった大きな要因が、Neural DSPからリリースされたシグネチャープラグイン「Archetype: Mark Holcomb」です。
彼のライブリグそのものをソフトウェア化したもので、アンプ3機種・IR集・エフェクトチェーン・ノイズゲートまでが一式パッケージ化されている。
これをDAWに挿すだけで、Peripheryのプロダクションサウンドに非常に近いトーンが出せる。
ベッドルームプロダクションがメタルの主流になった時代を象徴する、極めて重要なリリースです。
Fractal Axe-Fx IIIでのライブ運用
ライブの中核にはFractal Axe-Fx IIIが据えられ、マーク専用のプリセットが組まれています。
クリーン / クランチ / ドライブ / リードの4〜6プリセットをスイッチングで切り替え、それぞれにEQ / コンプ / 空間系を個別設定。
Neural DSPのシグネチャープラグインとFractalの設定が相互に参照されているため、スタジオとライブでトーンのズレが極めて小さい。
トーン再現Tips
マーク・ホルコムのトーンに近づくなら、まずNeural DSP Archetype: Mark Holcombの無料トライアルを試すのが最短ルートです。
手持ちのギターでも、プラグインのデフォルトプリセットを読み込めば、かなり近いサウンドが即座に出せる。
そこから、Alpha / Omega系のピックアップ交換、低ゲイン側ODのブースト、4拍子の4分音符ディレイを加えることで、より本格的なPeripheryサウンドに近づいていきます。
Mark Holcombの機材まとめ
マーク・ホルコムの機材構成は、「ジェントの中でメロディを最大化する」という明確な方針のもとに選ばれています。
PRS SEシグネチャー、Seymour Duncanカスタムピックアップ、Neural DSPのシグネチャープラグイン。
どれもが「音が歌う」ための計算された選択です。
メロディックなジェントサウンドを作りたい方には、マークの機材選びが最適な基準になります。
