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Infinitタメシビキ!Trad ST サイズ違いのモデルを比較!

皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks

トラディショナルな構造のギターをを何歩か推し進めたような印象が強いInfinitのギター。

今回はそのInfinitのストラトタイプのタメシビキ ブログです!

ネックのジョイントやボディサイズ、スケールもこだわって向き合ったストラトのサウンドが堪能できます。

ブログでは今わかるスペックをまとめてみました!

ポイント

タメシビキ!とは確かな技術と、ギターイノベーション大学( @GIU_Salon)など先進的な活動で今多数のアーティストへのサポートのみならず、youtubeなどでも大人気のギタリスト山口和也さん(@kkkzzzyyy)のyoutubeチャンネルのコンテンツです。

https://www.youtube.com/channel/UCIvdDjz9kU3wBCoAwkK60lQ

目次 [show]

Infinitのギターとは

最高の木材を安定供給することの難しさを

  • 木工技術
  • 組み込み技術
  • アイデア

という原点に立ち返って研究開発している国産ギターブランドです。

特徴

  • フレットはJescar ステンレスを標準採用(Tradシリーズは47095-SS、Trad Full Sizeは55090-SS)
  • BFTSチューニングを全モデルに標準採用
  • ポストの位置やヘッドストックの落とし込み加工でストリングガイドが不要
  • 指板とネックの独自接着方法でネック強度が向上、ビンテージ特有のなりに近づく
  • 小菊ロジックというジョイント方法でネックの左右の動きを抑え、ジョイント面積を増やす機構

フレット

のちに述べるTradシリーズのフレットは

47095:2.41 x 1.19(mm)

Trad Full Sizeは

55090:2.28 x 1.40(mm)=Jim Dunlop6105相当

となっています。

幅細めのちょっと高めのタイプですね。

ちょっとだけサイズ感が違います。

バズフェイトンチューニング

バズフェイトンチューニングを採用しているということで、ピッチの良さにもこだわりを感じます。

何故か最近採用しているメーカーが減っているBFTSですが…

またペグの位置を一つ一つ落とし込むことでストリングガイドが不要になっていることもポイント。

小菊ロジックと指板とネックの接着

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小菊ロジックというネックとボディのジョイント方法に面白い工夫があるのも注目です。

深いジョイントの中がこんななってるとは…!

ネックをしっかり鳴らす事ができそうです。

infinit-neck

指板とネックもガチっと接着されています。

Infinit Trad ST

上記の特徴に加えて以下のような仕様となっています。

  • ボディサイズが通常のストラトキャスターより少し小さい
  • ネックが628mmミディアムサイズ
  • ボディ:アルダー2ピース 42.5mm(厚さ)
  • ネック:メイプル(板目)Slim C
  • 指板:インディアンローズorメイプル 10-14R
  • PU:Bare Knucle Bootcamp True Gift

ギブソンスケールが約624mmほどなのでちょっとだけギブソンより長い形になります。

ネックは板目のスリムCシェイプのものです。

Infinit Trad Full Size ST

こちらはフルサイズのストラトキャスターサイズ。

  • ボディサイズがFenderと同等の大きさ
  • ネックは648mmスケール
  • ボディ:セレクトアルダー2P 45.5mm(厚さ)
  • ネック:メイプル(板目)Mid C
  • 指板:インディアンローズorメイプル 10-14R

PUは以下のように

  • 3S: Bare Knuckle  Apache  or  Mother’s Milk  or  59Beneer
  • SSH:Bare Knuckle  63Benner×2 the Mule   or Irish Tour×2 VH2

微妙なスペックの違いがあります。

今回のSSHのモデル以外にも3Sもラインナップされているようです。

ネックは通常のTradよりちょっと太めなMid Cとなっています。

ボディと相まってよりトラディショナルな方向の音色が鳴りそうです。

Tradもネックにあえて「板目」とクレジットしてあるのもこだわりがありそうです。

本来、ビンテージ系のFenderには柾目のネックは少なく、板目のものがほとんどだといいます。(材のとれかたから考えれば普通ですが)

そういうところからもサウンド面から考えた「板目」なのかもしれません。

Infinitタメシビキ

全体はこちら。

布袋寅泰さんのサポートでも知られる黒田晃年さん(@AkitoshiKuroda)のプレイからスタートします。

Infinit Tradのサウンド

ドライブサウンドはこちら

クリーンサウンドはこちら

ピックアップポジションごとの差が少ないのもメリット!

次のFull Sizeと比べて「ちょうどよい」というか少しマイルド目で、歌を邪魔しなさそうな雰囲気があります。

クリーンを聴くと落ち着きがあって、大人なサウンドとも言えますね。 

Infinit Trad Full Sizeのサウンド

ドライブサウンドはこちら

クリーンサウンドはこちら

ネックやピックアップなど細かい仕様も変わってきているのでそちらももちろん少しずつ影響しているのも見逃せない影響ではあるのですが、やはり弾けるようなサウンドはロングスケールのテンション感のおかげかなーと思います。

クリーンも1音1音がはっきり出てくる印象。

Tradは4mmのスケール差やボディサイズの違いでかなり弾きやすくなっているようです。

両者のボディの厚さも違うのでそこもかなりの違い。

「がっちり」と「しっくり」という比喩がわかりやすく表しています。

Fender Custom Shop StratocasterとTrad Full Size ST違うモデルとの比較

カスタムショップストラト

サウンド

SSHのFenderカスタムショップストラトのサウンドです。

SSHですがやはり慣れ親しんだというか、改めて聴くと太い音色。

クリーンでも歪みでもその基本的な印象がずっとあります。

Trad Full Size ST特別モデル

サウンド

  • ローステッドメイプルネック
  • アッシュボディ
  • Bare Knuckle PU:Impluse ハムバッカー/シングルサイズハム

というモデル

直流抵抗値はハムが12.7KΩでアルニコ5。

シングルサイズが9.5KΩでセラミックマグネットというピックアップです。

ルックスから高出力なピックアップかなと思ったのですが、意外とバランスが取れているタイプのようです。

甘いクリーンも出るし、カッティングもOK。

歪ませても過度にどこかの帯域が出すぎたりしないバランスの良い音色で◎

Infinitタメシビキ!まとめ

すごくいい雰囲気だなと思ったのがInfinitのギターは独自の手法を取り入れながらも、ルックスなども含めてトラディショナルな様相を崩していないのが素晴らしいバランスだと思います。

ネックへの工夫なども含めてかなり試したくなりました。

基本的なところは残しつつカスタムオーダーもできる上、基本的な設定価格が結構抑えられていてここもかなり◎!!

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