皆さんこんにちはmasa BLIK itoです。(@masabliks)
前回のSYNERGY Ampsに続いて今回も
確かな技術と、ギターイノベーション大学( @GIU_Salon)など先進的な活動で今多数のアーティストへのサポートのみならず、 youtubeなどでも大人気の山口和也さん(@kkkzzzyyy)のyoutube動画「タメシビキ!」のレビューをしてみたいと思います!
今回は少し前にアメリカ・カリフォルニアで行われていた世界最大の楽器展示会NAMM Showで発表されたBad Catの「The Paw」と「Lynx-X」という2台のニューモデルの「タメシビキ!」動画をレビューしていきたいと思います!
動画の後半では若手ながら確かな技術の山岸竜之介さんとのセッションもあってこれがまた、素晴らしく、是非見ていただきたい動画ですね!
それではいってみましょう!
目次 [show]
Bad Catとは?
Bad Catは黄金期のヴィンテージアンプを超えることを目的とし2000年にカリフォルニアで設立されたメーカーです。
代理店である島村楽器のメーカーサイトには
「生産性重視の中で失われつつあった「クラスA回路」「ポイント・トゥ・ポイント・ワイヤリング(ハンドワイヤリング)」などの手間のかかるヴィンテージアンプ技術を適宜採用し、音質にこだわったアンプ製作を続けています。 」
とあります。
モデルによっては色々なバージョンも有るようなのですが、基本的にはブティックアンプのど真ん中のアンプですね。
新モデル「The Paw」と「Lynx-X」のスペック
Bad Catポータブルアンプ「The Paw」のスペック
38×20×18(cm)の大きさで、重さも5.5kgという驚異的な小ささです。
しかも6インチのスピーカー付き、Bad Cat初のヘッドフォンアウト付きで単体でも鳴らせる上、
ヘッドとしてキャビネットにつないでももちろん使用できるという万能さ!
DIアウトもIRも16パターン搭載してあるようでめちゃくちゃいたれりつくせりですね…!
また真空管は12AX7×2とEF86×1を使用しており、出力は60W×2系統という十分さ!
同メーカーの「Cub」というモデルをベースにしているということで、本格的なBad Catサウンドが楽しめます。
Bad Cat史上もっとも歪む「Lynx-X」
Bad Catカスタムショップの「Lynx」をよりヘヴィな使用でしかも価格を抑えたモデルとしての「Lynx-X」はヘッドタイプのモデルです。
パワー感にはEL34を使用し、クリーンとクランチ用のチャンネル1とハイゲインチャンネルの2ch仕様になっています。
あとの動画でわかるようにハイゲインながらBad Cat独特のクリアな感じが残っているのはさすがです。
「The Paw」と「Lynx-X」山口さんの演奏を見てみよう
さあ見てみましょう。
今回山口さんはストラトキャスターでの試奏のようですね。
個人的には自分もストラトプレイヤーなので、ストラトをプレイしている山口さんは大好きです笑
The Pawのデモプレイ
The Pawのデモプレイから→https://youtu.be/1MgJJZU6KDc?t=73
このクランチはかなりストラトの美味しいところとマッチしているサウンドですね。
めちゃくちゃ上質でクリアなクランチな感じが動画からも伝わってきます。
キャビにつないでも基本的な音色の感じが変わらないのはBad Catのキャビだからでしょうか。
相当レスポンスも早そうな感じですし、ピッキングの感じがそのまま出そうですね。
Lynx-Xのデモプレイ
Lynx-Xのデモプレイから→https://youtu.be/1MgJJZU6KDc?t=305
ストラトの良いハイゲイン感が出ています!
現代的なハイゲインと言うよりいい意味でミドルが出ているクラシックな歪みです。
ストラトでも刻めるくらいしっかりと歪みますね!
アンプ一台でリードまでいけそう!
クリーンもさすがのBad Cat素晴らしい音色です。
「クリーンいい!」の山口さん、楽しそうですね笑
クランチもかなり良い!
山口和也さん、山岸竜之介さんのセッション

ここで山岸竜之介さんが登場しセッションが始まります。
二人のセッション→https://youtu.be/1MgJJZU6KDc?t=475
山岸さんはレスポールでThe Pawを弾き、山口さんはストラトのままLynx-Xを弾いています。
レスポールとストラトでデモ演奏が見られるだけでもかなりこのアンプたちのポテンシャルが伝わってくるとともに、
シンプルなブルースセッションがめちゃくちゃかっこいい…!
レスポールの重厚な感じがありながらきっちりクリーンな感じが出ています。
またレスポールのミドル感にもかなり良いレスポンスを見せています。
山口さんと山岸さんがアイコンタクトをしっかり取りながら引くところと押すところを互いに呼応していくところは気持ちがいいですねぇ!
NAMM SHOWのBad Catニューモデル「タメシビキ!」まとめ
いかがでしたでしょうか。
単純に自分が欲しくなったモデルの動画をレビューしてみました。
Bad Catはブティック系のラインナップだけでなく廉価版や小さいモデルなど、ユーザビリティをきちんと考えられているモデルが用意されているのが素晴らしいメーカーだと思います。
日本の発売が待ち遠しいですね…
結構マジに考えたいぞ
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