ジョンフルシアンテの機材と音楽 解説 Californication期【ギタリスト】

皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks

今回はめでたく復帰を発表し、復帰ライブを果たしたJohn Frusciante(ジョン・フルシアンテ)の凄さと、機材、アルバムごとのおすすめ曲など を私目線で語る記事、第二弾です!

今回は一度脱退したあとのJohn Frusciante(ジョン・フルシアンテ)の一度目の復帰後の作品である「Californication」を中心に語っていきたいと思います。

これ以降の時期がバンドマンJohn Frusciante(ジョン・フルシアンテ)の黄金期とも言ってよく、ギターがどう楽曲で響くかを計算した結果、

やっぱりギターは音数を減らしていく方向なのですが、段々とフルコードでのプレイや

ソロなども聴けるようになりJohn Frusciante(ジョン・フルシアンテ)のギタープレイの変遷も見られます。

それでは行ってみましょう!

目次

Blood Sugar Sex Magik後ののジョンの音楽への失意

Blood Sugar Sex Magikがセールス的には大成功し、RED HOT CHILI PEPPERSというバンドがそれこそ、ノリにノッていたころJohn Frusciante(ジョン・フルシアンテ)は失意のさなかにいました。

急に爆発的な人気を得たことから、ツアー中も音楽以外のことなどでも、肉体的・精神的にすり減らして行きました。

これはRED HOT CHILI PEPPERSのメンバーも同じで、

John Frusciante(ジョン・フルシアンテ)とボーカールのアンソニー・キーディスが口論をすることもかなりの頻度であったようです。

「人気が出すぎて、2年前のようにクラブで好きに曲を演奏していた頃のほうが良かった」と感じたJohn Frusciante(ジョン・フルシアンテ)は

1992年東京のライブにおいてバンドを去ることをメンバーに告げ、翌朝カリフォルニア行きの飛行機に乗って帰ってしまったのでした。

John Fruscianteの麻薬への依存、暗黒期

ジョンフルシアンテ

その後、RED HOT CHILI PEPPERS中にも使用していた麻薬への依存がさらに高まり、

精神的にもかなりの消耗をしていたJohn Frusciante(ジョン・フルシアンテ)は廃人のような様相で自分自身も

「すべて終わった。」

と人生を投げ出していました。

これもこのあとの記事でまとめたいと思っているのですが、そんな中でもかなり内省的なソロアルバムを発表していたりと、

音楽からは逃れられない何かがJohn Frusciante(ジョン・フルシアンテ)の中にはあったようです。

John FruscianteR.H.C.Pへの復帰

ジョンフルシアンテ

その後RED HOT CHILI PEPPERSのフリーを含む仲間たちの手も借り少しづつ人間性を取り戻していったJohn Frusciante(ジョン・フルシアンテ)は、

1998年にジェーンズ・アディクションの凄腕ギタリストデイブ・ナヴァロがRED HOT CHILI PEPPERSを脱退したことから、正式にRED HOT CHILI PEPPERSにJohn Frusciante(ジョン・フルシアンテ)が戻ることとなります。

以前のような確執はもうなく、復帰時にRED HOT CHILI PEPPERSで使えるギターを持っていなかったJohn Frusciante(ジョン・フルシアンテ)は、

アンソニーから62年製のFender ストラトキャスターをプレゼントされ、以降そのストラトはJohn Frusciante(ジョン・フルシアンテ)のメインギターとして鎮座するのでした。

Californication」の誕生

カリフォルニケイション

バンドに戻ったJohn Frusciante(ジョン・フルシアンテ)とRED HOT CHILI PEPPERSのメンバーは再びケミストリーが炸裂。

Californicationという超名盤を産み落とします。

バンドの空気は概ね良かったらしいのですが、製作時やはりJohn Frusciante(ジョン・フルシアンテ)とフリーが少し揉めたりしていたこともなくはないらしく、

John Frusciante(ジョン・フルシアンテ)って音楽制作時には周りが見えなくなってしまったりするのでしょう笑

ギターから離れていたJohn Frusciante(ジョン・フルシアンテ)は以前のようなオブリガード満載のギタープレイではなく、

もっと空間を生かした徹底的なシンプルなプレイで楽曲を構成します。

これは以前のように弾けなくなったことが「怪我の功名」的に働いているのか、

このスカスカなギタープレイが特徴的に耳に残り、またサウンドも素の音を生かした素晴らしい枯れ感を聴くことができます。

またミックスも派手にパンを振って迫力を出すのではなく、各楽器がセンターによっており、さらにかなりのコンプがかかっているような音色なのですが、

なぜにこんなにかっこ良いのかわからないくらい、CDの音源の音色も絶品です。

プラグインなどで出そうと思ってもなかなか出さないミックスだと思います。

RED HOT CHILI PEPPERSCalifornicationおすすめ曲

このアルバムが実は私、masa BLIK ito(まさぶりっくいとう)が初めてであったRED HOT CHILI PEPPERSのアルバムなのですが、

ヘヴィなものしか信じていなかったまさ少年は「このギターの人ちょっとふざけてんのかな?」と思ったりもしていました笑

この素晴らしさはスルメ的な効果でじわじわと来るものがあります。

本当にCalifornicationは捨て曲無しで、特に1,3,5,11が個人的には大好物です。

特に11の「This Velvet Glove 」は一見アルバムでは目立たないかも知れませんが、

後のJohn Frusciante(ジョン・フルシアンテ)の叙情性とロック感をうまく昇華している名曲だと思います。

またJohn Frusciante(ジョン・フルシアンテ)のファルセットも聴くことができます。

しかし、なんと言っても有名なのはこの「Around the World」でしょうか。

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Californication時のJohn Fruscianteの機材

ギター

Fender Stratocaster 62年製

Fender Stratocaster 55年製

Fender Telecaster 60年製

Fender Telecaster 65年製

Fender Jaguar

Gretsch White Falcon

Gibson ES-175 60年代製

エフェクター

Boss CE-1

Boss DS-2

Boss DS-1

・Boss FZ-3

Boss MT-2

Ibanez wh10

Electro Harmonics 16 Second Digital Delay

MXR Phase 90

アンプ

Marshall

ギターはアンソニーからプレゼントされた62年製のストラトキャスターがメインのようですね。

また55年製という超レアなメイプル指板のストラトも使用しています。

またこの頃からストラトの他にテレキャスターをステージで持つ姿や、ジャガーを使う姿も見ることがで来ます。

まだ足元はシンプルですし、エフェクティブなギタープレイもそこまで突出してフィーチャーするほどでもありません。

意外とBOSSのメタルゾーンを使っていたりしたのも面白いですね。

どこで使っているかはわかりませんが笑

基本は枯れたストラトの心地よいレンジ感の音を鳴り響かしていくスタイルですね。

1999年のウッドストックでのRED HOT CHILI PEPPERSのステージなのですが、1:14あたりでジャガーのプリセットスイッチか何かを触ってしまったらしく、

音が出なくなっています笑

しかもギターオンリーになるところなのにすぐリカバリーするバンドの凄さ!

こういうところが本当に愛おしくなります笑

このAround the Worldという曲もサビを聴くと心地いいのですが、

「サビなのによくこれだけ音を抜けるな」と思います…

もちろん強力なベースとドラムありきの考えではあると思いますが、

コーラスも含めすべてのパートがなくてはならないものになっています。

John Frusciante(ジョン・フルシアンテ)の衝撃第二章まとめ

さあいかがでしたでしょうか。

John Frusciante(ジョン・フルシアンテ)好きすぎて1記事で1枚のアルバムしか紹介できませんでした。笑

しかしこのアルバムのパワーは素晴らしく、音楽から離れていたJohn Frusciante(ジョン・フルシアンテ)のフラストレーションとアイディアが爆発したような、

まさにモンスターアルバムだと思います。

以降もまだまだJohn Frusciante(ジョン・フルシアンテ)をぼくなりに掘り下げてみたいと思います!

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ジョンサウンドで聴いたことある…!

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サウンドもブラッシュアップされているよう

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