皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
今回はTokaiギターのタメシビキをブログで解説してみます。
山口和也さんがTokaiのギターを様々タメシビキするのですが
ノーマルの構造のものとTokai特許のSEB構造を取り入れたギターを細やかに弾き比べており
動画でもSEB構造のギターとの違いがはっきりとわかります。
ポイント
タメシビキ!とは確かな技術と、ギターイノベーション大学( @GIU_Salon)など先進的な活動で今多数のアーティストへのサポートのみならず、youtubeなどでも大人気のギタリスト山口和也さん(@kkkzzzyyy)のyoutubeチャンネルのコンテンツです。
そのタメシビキ動画を今回ブログとして文字で掘り下げていきます。
目次 [show]
Tokai SEB構造とは

通常の木材の使い方とは違う、縦方向にカットされた木材を表版と裏板で挟んだ3層構造になっているのがTokai SEB(SOUND EFFECT BODY)となっています。
縦方向の木材の振動が伝わる速さは通常のものと比べると4倍もの違いがあるとのことです。
表板、中層板、裏板の比率を変えていくことで最適な鳴りが得られるようにバランスが取られていると動画内でも述べられています。
動画内で東海楽器社長が
- ワイドなダイナミックレンジ
- ピッキングしてからの音の立ち上がりが早くレスポンスが良い
- 音の粒が揃ったクリアーな音質
というSEB構造のギターの特徴を述べています。
Tokai SEB構造 タメシビキ
デモプレイからのSEB構造の説明をしてくれています。
SEB構造の説明とともにどの楽器もしっかりと作られている感があります。
SEB構造とノーマルギターのタメシビキ

連続で各ギターのタメシビキを聴かせてくれています。
確かに上の倍音の伸び方がキレイですね!
SEBではないノーマルギターの方も決して悪いわけではなさそうなのですが
SEBには上の方のきらびやかさが確実にあります。
歪みサウンドでのSEB構造比較

歪んだ音でのノーマル構造とSEB構造のギターの比較です。
こちらはアルダーのギターですね。
こちらも確実に高音弦側のキラメキに特徴がありますね。
山口さんが5~7フレットあたりが気持ちいいと動画内で言っているようにそのあたりのポジションに特徴が出てくるんですかね??
ノーマルのほうがミドルよりでトラディショナルな雰囲気がありますね。
SEB構造のものはロー弦を弾いてもどこかはじけるような雰囲気があります。
レスポールJr.タイプでのタメシビキ

こちらはノーマル構造のほうからのタメシビキです。
ノーマルの方も気持ち良いP-90ぽい軽快な歪みが出てますね。
しかし比べると特にこっちはSEBの気持ちよさが際立ってます。
弦の分離が更に良く聴こえますね。
歪ませると更にその特徴が顕著に聴こえます。
SEB構造のギターでデモプレイ タメシビキ

今回は山口さんのデモプレイも多いのでお得な(?)動画ですね。
レスポンスが良いギターなのでニュアンスたっぷりのプレイにきっちりついてくる印象です。
ガッと弾いたときにちゃんとそのピッキングのアタックがきれいに出て来ますね。
ハイが出ているはずなのに耳に決して痛くない印象なのもすごい!
こちらも山口さんが動画内で述べているようにハイがキレイに伸び切っているギターよりもパツッと切れている方が
ピーキーに聴こえて「音が硬い」と言われる印象になるのかも知れませんね。
Tokai SEB構造ギター タメシビキ!まとめ
メーカーの印象としては決して派手なものではないTokaiですが
日本の確かな楽器を生み出すメーカーとして密かなファンが多いことでも知られています。
TALBOなどアルミ合金を使ってみたり、今回のSEB構造のギターだったりと
実は先鋭的な技術を編み出していっているメーカーということも知ることができました。
一度弾いてみたいな~~!!
他のタメシビキ記事もぜひどうぞ!