Plini

【2026年最新】Plini(プリニ)の使用機材まとめ ギター・デジタルリグ・プラグイン

皆さんこんにちは、masa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks

Plini(プリニ)の音楽を聴いて「これは何ジャンルなんだ」と思った方、正解です。ジャンルでくくれなさそうな、この人の音楽。

プログレッシブ・メタルと呼ばれることが多いけど、メタルのアグレッションよりも、浮遊感のある美しいメロディとジャズ的なハーモニーが前面に出てくる。

しかも機材がまた面白くて、.strandberg*のヘッドレスギターにNeural DSP Quad Cortex一台。アンプレス。ペダルボードもほぼなし。バックパック一つでツアーに出られるミニマルリグ。

今回はそんな彼の最新機材を掘り下げていきます。

目次

Plini 使用機材一覧

ギター

  • .strandberg* Boden Standard NX 6 Plini Edition “Mirage”(シグネチャー / 限定モデル)
  • その他 .strandberg* Boden Classic NX 6(定番の使用モデル)

デジタルリグ

  • Neural DSP Quad Cortex(アンプモデリング+エフェクト+統合システム)
  • MIDIインターフェース(プリセット自動切替用)

プラグイン

  • Neural DSP Archetype: Plini X(スタジオ / 制作用)

  • D’Addario NYXL .010-.046

Pliniのサウンド哲学:「機材に煩わされる時間を、音楽に使う」

彼のリグを見て最初に感じるのは、「機材のことを考えたくないんだな」ということ。

ヘッドレスギター一本、Quad Cortex一台、ケーブル数本。これがワールドツアーのフルセットアップ。

この選択の背景には「機材のトラブルシューティングに時間を取られるくらいなら、曲を書いていたい」というシンプルな優先順位があるんですよね。

チューブアンプは確かに良い音がするけど、真空管の寿命を気にして、キャビネットの重さに苦闘して、リペアショップの場所を調べて……みたいなことに旅の時間を使いたくない。Quad Cortex一台あれば、ホテルでもリハでもステージでも同じ音が出る。その安心感に全振り。

面白いのは、そのミニマルなリグから出てくる音が、全然ミニマルじゃないっていうこと。クリーンの透明感、クランチの暖かさ、リードの滑らかさ。機材の数とサウンドの品質は比例しないんだなと改めて思わされます。

メインギター:.strandberg* Boden Plini Edition

さあ見ていきましょう。

.strandberg*との関係

スウェーデンのヘッドレスギターメーカーとして世界的に知られる.strandberg*と、Pliniの相性は抜群です。

EndurNeckという独自のネックプロファイルは、一般的なギターのCシェイプやDシェイプとは全く異なる台形に近い形状で、長時間弾いても親指の付け根が疲れにくい。タッピングやレガートを多用するプレイヤーにとっては、このネックの快適さがそのまま演奏の持久力に直結します。

Plini Edition “Mirage”

2025年に発表された限定シグネチャーモデル。

Meranti(メランティ)ボディ、ローステッドメイプルネック、Ebonol指板。

見た目で一番目を引くのが、暗闘で光る蓄光グラフィック。彼のEP「Mirage」のアートワークを再現したデザインで、これがステージの暗転で光るんですよ。見た目のインパクトは強烈ですね。

操作系がシンプルなのも彼らしくて、ボリューム1つ、トーンなし、3wayスイッチ。

「トーンノブは使わないから要らない」と。潔いですね。実際にトーンノブを自分でどれくらい触るか考えると、多くのギタリストが「確かにフル10のまま触ってない」って気づくと思います(笑)

EGS Rev7Bトレモロシステムは、ポップイン式のアームで不要なときはサッと外せる設計。ヘッドレスならではの軽量さとバランスの良さも相まって、ギターケースがリュックサイズで済むのは海外ツアーでは圧倒的アドバンテージです。

デジタルリグ:Neural DSP Quad Cortex一台で全てを完結

Quad Cortexの運用スタイル

彼のQCの使い方は、Clean、Chorus Clean、Crunchの3段階を基本にして、楽曲ごとにプリセットを切り替えるスタイル。

MIDIインターフェースを使って楽曲の進行に合わせて自動でプリセットが変わるように設定してあり、ライブ中にペダルを踏む動作を最小限に抑えている。

バンドメンバー(ギタリストのJake Howsam Loweも含む)全員がQuad Cortexを使っていて、PA直出力で統一。ステージ上にアンプキャビネットが一台もないという光景は、慣れるまで違和感があるかもしれませんが、音質は全く遜色ないです。

Neural DSP Archetype: Plini X

彼のシグネチャープラグイン。Clean、Crunch、Leadの3つのアンプモデルに加えて、オクターバー、コーラス、ディレイが追加された「X」バージョン。

スタジオでの制作やデモ作りではこちらを使用。ノートPCとインターフェースさえあれば彼の音がすぐに出せるので、曲作りのプロセスが加速する。

このプラグイン、廉価なGarageBandやDAWの入門者でも使えるくらい操作がシンプルで、初心者がいきなりプロ品質のギタートーンを手に入れられるという意味では、ギター界への貢献度がかなり高い製品です。

Pliniの機材まとめ

Pliniの機材を見ていると、「この人は音楽を作ることしか興味がないんだ」ということがよくわかります。

機材オタクの僕からすると、もう少し複雑なシステムを組みたくなる気持ちはあるんですが(笑)、彼のアプローチは「目的に対して最も効率的な手段を選ぶ」というプロフェッショナリズムの極致ですね。

.strandberg*一本とQuad Cortex一台でワールドツアー。荷物はリュック一つ。しかも出てくる音は最高品質。

「機材を減らしたい」「良い音は出したいけどシンプルなシステムがいい」という方にとって、Pliniのリグは一つの理想形かもしれません。

サウンドチェック(YouTube)

実際のサウンドはこちらの動画で確認できます。

-P, ミュージシャン
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