皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
BlackStarからかなり軽量な50Wアンプ、SAINT JAMESが発表されました。
ヘッド、キャビ、コンボとどれもかなり軽く設計されているようでおもしろいシリーズです。
タメシビキでクリーンから歪みまで幅広い音色が確認できるのでそちらもまとめてあります!
ポイント
細かいところをもう少しだけ掘り下げてみます。
タメシビキ!とは確かな技術と、ギターイノベーション大学( @GIU_Salon)など先進的な活動で今多数のアーティストへのサポートのみならず、youtubeなどでも大人気のギタリスト山口和也さん(@kkkzzzyyy)のyoutubeチャンネルのコンテンツです。
目次 [show]
Blackstar St. JAMES アンプ概要

- パワー管EL34と6L6をそれぞれ2種類
- ヘッド、コンボ、キャビがそれぞれラインナップ
- 50W、2W、SAGと切替可能なパワーモード
- リアクティブロード内蔵でXLR、ステレオラインアウト、USBでダイレクト出力可能
- CabRigというDSPキャビネットシミュレーター
- フットスイッチ付属
- ヘッド:6.7kg
- コンボ:12.8kg
- キャビ:13.6kg
ヘッドとコンボそれぞれがE34管のものと6L6のものがあるためアンプは計4種のラインナップです。
キャビはBlack TolexのものとFawn Tolexのものの2種類があります。
最近流行りの出力切り替えも完備。
最大出力の50Wから2Wに下げられるのも、部屋弾きと両立できて好印象。
ここが半分の25Wくらいだとちょっと使い勝手が悪かったりするので良さげですね。
SAGはよりコンプレッションがかかり柔らかく、ビンテージ感が増すとのこと。
EL34シリーズとと6L6シリーズ
Ch1
- EL34はブリティッシュクランチ(Marshall系?)とUSクリーン(Fender系?)
- 6L6はクリーンなヘッドルームとハイゲインなオーバードライブ回路の組み合わせ
CH2
- EL34はヴィンテージ系のクランチでチャイム感あり、Marshall系のクランチが出るような記述がオフィシャルにあります
- 6L6はハイゲインで「ドギツめ」なゲインがあり、VoiceスイッチをONにするとキザみにも対応しているそう
SUGモードについて
SUGモードにするとコンプレッションがより増し、柔らかくヴィンテージテイストになります。
ヘッド
- 最大50W
- プリ管2×ECC83(パワー管は各モデルごと)
- 2ch(フットスイッチで切替可能)
- デジタルリバーブ搭載
- エフェクトレベルスイッチ付きのエフェクトループ
- フットスイッチで6L6はCh2のVoice(OD1とOD2)切り替え、EL34はCh2のトップブースト可能
コンボ
- 専用の1×12インチCelestion G12Z-70 'Zephyr' キャビネット
- 8オームのカスタム設計された軽量なスピーカー
コンボの基本要素はヘッドと同じです。
キャビ
- 専用の2×12インチCelestion G12Z-70 'Zephyr' キャビネット
- 4オームと16オーム対応
Blackstar SAINT JAMES アンプサウンド
こちらはクリーンめなサウンド
こっちでドライブサウンドが聴けます。
ゲインは十分。
EL34のほうの渋いクリーンからクランチくらいのサウンドに結構惹かれます。
Blackstar St. JAMES アンプ タメシビキ!
まずは機能の説明から!
6L6とEL34バージョンの音の違いや微妙なコントロールの違いも説明されています。
St.James 50 6L6 Combo :Ch1 US CLEAN サウンド
6L6らしいレンジが広めで透き通るようなクリーンの特徴が出ています。
Cab Rigでも自然な質感がきっちり出ていますね。
Fender系のサウンドです。
St. James 50 EL34 Combo :Ch1 US CLEAN サウンド
こちらもEL34のローからミドルにクセがあるようなサウンドがきちんと出てますね。
この特徴がロックギターなんかではうまくハマりやすかったりもしますね。
St. James 50 6L6 Combo CH.2 : UK DRIVE サウンド
次は歪みサウンドのMIC録音とLine録音を。
こちらはVOICEのON/OFFでサウンドが結構変わります。
VOICE OFFだと軽快なクランチサウンド。
Cab RigとMICでもちろん音は変わり、Cab Rigにすると少しだけダイナミクスが狭まったような感じにもなりますが、クォリティは高く他のシミュレーターと比べても高得点なんじゃないでしょうか。
VOICEをONにするとハイゲインなアンプに一気に変わります。
6L6のレン時の広さが、モダンなハイゲインサウンドにマッチしてます。
Marshall系と言えるかもですが、VOICEを入れるとまたちょっと違う厚みがあります。
St. James 50 EL34 Combo CH.2 : UK CRUNCH サウンド
CRUNCH BOOST OFF Cab Rig(Line)録音
CRUNCH BOOST ON Cab Rig(Line)録音
こちらはUK CRUNCHで、軽快な歪み。
抜けが良いサウンドです。
BOOSTを入れるとハイミッドに元気が出てきて一気に軽快なロックサウンドになります。
6L6とはまた違う荒さがあっていいですね~!
Blackstar St. JAMES 最軽量チューブアンプ まとめ
コンボで13kg切ってくるとかなり軽量ですね。
これはぜひとも弾いてみたい!
最近だとアンプを持ち込む機会が減ってはいるのですが、ちょっとしたギグにちょうどいいですね。
さらに2Wまで出力を下げられれば家でも全然使えそうで興味あり!
値段は現時点では£1,099.00なので大体176000円くらいか…
日本に入ってきたときの値段を早く知りたいですね~!
タメシビキで音も確認できて、かなり期待感が高まりました!
タメシビキでは次回Marshallとの比較もしていくようなのでそちらも期待。
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