みなさんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。
今回はSeymour Duncan(セイモアダンカン)SSL-1を紹介してみたいと思います。l
いろんなピックアップを巡って迷ったらとりあえずこのSSL-1を載せてみると一度冷静になれ、基本を思い出させてくれるピックアップです。
セイモアダンカンのハムバッカーのSH-1とならんで「1」が名称に冠されているSSL-1はシングルコイルの基本となっているモデルです。
そんなセイモアダンカン SSL-1を見ていってみましょう!
目次
Seymour Duncan SSL-1のサウンド得意なポジション
今更ながらセイモアダンカンSSL-1のサウンドを語らせてもらうと、Duncan的にはビンテージサウンドを狙ったと言うような表記があります。
実際のところ出力的にもビンテージというよりはもうちょっと元気があってハイが出ます。
SSL-1は枯れているという感じのサウンドではないですね。
きれいな鈴なりに重点を置いている感じなのか、低域は出ないわけでもなくそれなり、中域もじゃまにならずハイがきれいになるPUです。
かと言って超高域まで出るかと言うとそうでもなく、非常に使いやすく設計されています。
このSSL-1はフロントやミドルに載せることが多かったのですが、上記の特性からフロントに載せてスッキリしたサウンドを楽しむのに向いてそうです。
昔持っていたFenderカスタムショップのストラトはローがブーミーだったのですが、こいつを載せるとちょっと補正してくれたりもしました。
ドライブサウンドもクリーントーンもそつなくこなすので、やはり迷ったらこいつを載せると耳がリセットされる感覚があります。
Seymour Duncan SSL-1のスペック、出力など
直流抵抗は6.5kΩ
SSL-1は アルニコ5を使っており、直流抵抗値は6.5kΩとなっておりビンテージ系と考えるとやはりちょっと出力は高めになっていますね。
枯れたとされるビンテージ系のピックアップでは直流抵抗値が5kΩ台のものも結構あります。
とすると、結構歪ませることを念頭に作っているピックアップかもしれませんね。
実際自分がSSL-1を使ったときはフロントに載せて結構歪ませたサウンドで使っていました。
ローがだぶついたり、潰れたりせず、きれいに歪みが載ってくれるので、なんども
「遠回りせずSSL-1を使っておけばよかった」
と思ったりもしました。
が、クリーンでももちろんちゃんと戦ってくれます。
それでもあと一歩感なSSL-1
そんな感じで多くの面で非常に高水準を示すSeymour DuncanのSSL-1 ですが、
やはり弱点ぽいところもあります。
ピッキングの食いつき感がちょっとスルっとしていて
「ニュアンスのつけ具合がもっと優れているピックアップもあるなぁ」とか
「もっとハイが暴れてほしいなぁ」
などと思ったときに癖なんかはFender69を急に使いたくなったり、いいギターだとリンディのTall Gのほうがギターと呼応してくれている感があったりします。
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Seymour Duncan SSL-1 まとめ
いかがでしたでしょうか
Seymour Duncan SSL-1、ダンカンのみならず結構リファレンスとしても使えるピックアップだと思います。
なにか迷ったりしたら急にこのSSL-1をつけたりして
「このギターは実はこういう特性ね」
みたいにも使えたりします。
なにかに迷ったらバックトゥベーシックSSL-1使ってみてくださいね!
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