皆さんこんにちはmasa BLIK ito(まさぶりっくいとう)です。(@masabliks)
この間VeroCity Effects Pedalsで
- 一九八七
- FVK
という2つのモデルのVERO TWINという2in1のモデルをオーダーしました。
全体感や一九八七というMarshall側はレビューしたので
今回はFender Vibro-KingのエミュレーターであるFVK側をレビューしていこうと思います。

目次 [show]
Fender Vibro-Kingとは
1990年代にフェンダーのカスタムショップモデルとして登場したVibro-King。
Fender 渾身のアンプでポイントトゥポイントで作られており
いまでも結構ファンが居るみたいですね。
FATスイッチが有りこれを入れてボリュームをあげていくと
ナチュラルクランチが得られるモデルです。
4発に見えるスピーカーは3発。
なんと現在はリイシューが発売されていますね。
VeroCity FVK コントロール

そんなFender Vibro-Kingのエミュレーター、FVKのコントロールは
- Treble
- Bass
- Middle
- Volume
- FATスイッチ
という構成です。
3バンドのEQにFATスイッチがトグルでON/OFFできる構成です。
アウトプットは自分のTWINになりますが、半挿しでプリアンプモードになり
インピーダンスが調整されてアンプのリターンなどに最適化されます。
VeroCity FVK サウンド

このFVKもボリュームを上げていくとだいたい2時あたりから歪みがえられます。
FATをONにしたほうがより顕著に歪みが感じられるかな。
これがまた絶品なクランチです。
パキっとした硬質な部分がありつつ、耳にいたいところがなくぱっと抜けてくれるサウンドです。
クリーントーンもここのように歪み始めるちょっと前のところで音作りすると相当気持ちいいです。
シングルコイルなどでクリスタルクリーン系の音作りをすると線が細く抜けにくかったりする場合があるのですが
バチっと前に出てくれる感覚があるので、クリーンめの設定にしても弦一本一本に存在感があるようなサウンドですね。
強く弾いたときのみ少し濁るくらいの設定にすると、ピッキングによって色んな表情を見せてくれます。
ギターのVolumeにももちろんかなり追従してくれるので少し歪ませた設定にして
ギターのVolumeを1メモリくらい絞ってバッキング、6くらいでクリーン、ブースターを踏んでソロ
みたいな使い方も1chならではの彩りを添えてくれます。
エミュレーターだからできるボリュームを最大にしたパツパツなサウンドもかなりおすすめです。
ここまで上げても破綻しないで、艶を保ったままどんどん暴れていくサウンドになります。
もちろんTS系などの歪ペダルとの相性も◎
再三書いていますがEarthQuaker DevicesのPLUMESをつなぐと気持ちよすぎるクランチです。
さらにTS系二個がけの意味でPLUMESもう一個導入しようかと思うほど…!
Fenderアンプのトーレックス仕様

こんなふうにトーレックスのグリルが貼ってあるんです!
こういう細かいところがほんとに弾く気にさせてくれます…!
VeroCity その他のクリーン、Fender系モデル

VeroCityにはFender系のモデルがこのFVKのほかに
- FTM(Tone Masterモデル)
- FTR(Twin Reverbモデル)
- FDR(Deluxe Reverbモデル)
- FBM-B2(Bassman 5F6-Aモデル)
- FBM-Custom(Bassman AB165-Aモデル)
があります。
FTMだけは歪みとクリーンの2chのモデルです。
FTMのクリーンチャンネルがすこーしだけ歪みが入ったようなヌケ感があったので
これが気に入ったところ
FVKを勧められ今回オーダーしたTWINのクリーンチャンネルをこれにしました。
Twin Reverb系は透き通るクリーンのイメージだったので今回のチョイスはベストマッチ!
ほかにもFriedman BE-100モデルのFRD-Deluxeのクリーンチャンネルも相当クリーンで気持ちが良い音なのですが(2種類のBrightスイッチでかなりキラキラします)
今回の目的からちょっと違うかなーと思いました。
しかしFenderのモデルだけでも6種類以上あるとはやっぱりVeroCity すごいですよね~!
デラックスリバーブとツインリバーブが各々違うモデルで出てるブランドなんて
あまり、というか今まで見たことないですね…!
Bassmanのモデルも試してみたいところ…!
VeroCity FVK Fender Vibro-King エミュレーターまとめ
一九八七に続いてVibro-KingモデルのFVK部分をレビューしました。
どちらもハイゲインなモデルではないので一見不器用なイメージがあるのですが
ピッキングやギター本体のVolumeコントロール、お気に入りのペダルと組み合わせると
単なるチャンネル切り替えのような音色の違いではなく
七色にグラデーションしていくような弾いている楽しさが増幅されるペダルです。
プリアンプとしてもPCのIRプラグインとともに弾くと低レイテンシーでのシステムが出来上がるのでこれもおすすめです。
あとは長時間弾いてもチューブアンプのように音が変化していくことがないのもメリットでしょうか。
デジタルのアンプシミュレーターとチューブアンプのいいところをうまーくミックスしている機材としてVeroCityはほんとに信用しています。
VeroCityペダルの他の記事もどうぞ!
EarthQuaker Devices PLUMESの記事はこちら!
-
-
EarthQuaker Devices PLUMES 使用感/サウンドを語ろう【TS系】
この間ライブで使用したEarthQuaker DevicesのPLUMES
TS系ペダルですが使用感をインプレしました!結果は、予想以上に良い!
原音を残す感と、味付ける感のバランスが非常に使いやすかったですこれは素直におすすめ!
続きを見る
TORPEDO IRの記事はこちら
-
-
Torpedo Wall of Sound IRキャビネットプラグイン最高峰
Torpedo Wall of Soundの導入を検討しており今回まとめました
まとめたので買うことを決定しました
導入だけなら900円くらいで導入できるのでやってみましょー!続きを見る